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これからの仕事は自分でやるべき

「これからは個人で仕事をする時代ですよ」

最近、僕はこう言われます。言う人は独立した他の社長さんです。

 

業種にもよるのだろう、しかしフリーや独立して仕事する人が増えた気がする。

自分でやってはじめて気が付いたのだが、スタートアップに公的な補助がある事など、意外と世の中も「独立推し」なのかもしれない。

 

うまくインターネットなどを利用すれば勤め人でなくとも十分やれることは若い世代で証明されています。おっさんはこれに経験と度胸なんかを加えればさらにやれるはずです。

 

 

かつてのように大企業に自分の人生を丸々投資して一生を気楽に終わらせられるほど甘くはなくなった。

なにより、大企業の方から早々と終身雇用の解約してくる時代ですから。

もう20年以上前からである。僕を含め、今の働く世代はそういう先例を一度でも見ていれば、会社に全幅の信頼を置いて働いている、(いた)とは思えない。

 

一生懸命働いても過労やストレスで病気になったり、死んでしまった同僚もいた。彼らをみていたらどこにいてもリスクは同じに思えてきた。近年、人手不足とともにやっと働き方改革なるものが進んでいるが、イマイチ効果を疑いたくなる改革が多く、何より僕にとって死んでしまった人たちはもう戻ってこないのである。

 

 

 

気がついたら独立して仕事をしてた。けれど十分すぎるほど、世の中の流れは出来ていたと思う。ちょっと遅かったとも思う。

 

メリットはまず仕事のストレスがなくなります。会社を背負ってないので。いままで顧客と会社、両方の間で板挟みだったな、という事に気づかされます。

現時点でこれをまったく感じず、自分の信用を蓄積しながら仕事しているという人はとっとと会社を辞めて自分で仕事をはじめた方がよほど成長できますよ。

 

対価として、経営の悩みは出てきます。売上を含めあれこれ欲しいものだらけですし、今までやった事がなかった経理やマーケティングの部分も自分でやらねばなりません。

結局、悩みの種類が変わっただけで、周りの世界が大きく変わったってことはないんですよね。

 

 

というわけで、今どきはあたながもし何かを始めたいなと思ったら「自分でやる」事も「他人と一緒にやる」事も自由です。

僕は理想として「この夏だけ〇〇会社にお勤めします」「来年の春までしばらく退社します」みたいな人たちが出てくると世の中おもしろいかなと思います。

 

 

 

 

 

 

お疲れ様でした。